今日は4月1日。
毎年の事だけど、3月の卒業から引き続き入園、入学、入社で周りが慌しくなってきます。
私は、いつもこの時期に思い出すお方が一人。
公立高校の合格発表を見に行った帰り、思いがけないところで私の保育所時代の園長(所長？)に出くわす。卒園(卒所？)して既に10年、私の事など覚えていないと思ったのに、先生の方から声をかけてくださりうれしかったのと同時にまだご健在であることに驚いた。先生は私、私の妹、近所の私より小さかった子供達、その保育所に通った全ての子供達を知っている。
小さな保育所だったけれど、それでも関わった子供達をずっと覚えている。
時は流れて、私の近所に住んでいた八つ下の陽子ちゃん。陽子ちゃんももちろんその保育所に通っていた。今度は陽子ちゃんの子供がさらにその保育所に行く事に。
お祝いがてら陽子ちゃんの家を訪ねた私はまだその先生がいた事を聞かされる。陽子ちゃんの顔を見て、「なおちゃんも元気なん？」と聞かれたというのでまた驚いた。

そしてもっとびっくりしたのはその4年後。
陽子ちゃんの子供がめでたく卒園という日にまたまた来賓席にその先生がおいでになっていた。
お式が終わり、陽子ちゃんが先生に挨拶をすると「福良ちゃんは元気？福良ちゃんも先生がこの保育所でみょったんで」とおっしゃったという。
福良ちゃんとは陽子ちゃんのお父さんである。福良ちゃんはその当時で50歳はとうに過ぎていたはず……

先生は一体お幾つになられるのだろう(@_@;)
もう半世紀………