どうか、心が狭い人間だと思わないでほしい。

近々に起こった、日常で最も腑に落ちない出来事。

数人で、一つの作業にとりかかった時。

精度を上げるため、途中でチェックを入れます。

それぞれが異なる意見を出しながら、それを取り上げたり、却下したり。

そんな過程を経て、いざ完成。

は〜やれやれと思っている時に耳を疑う事を言い出す者があるのです。

「しかし、あそこで俺が気付かんかったら大変な事になるところやったの！俺が気付いたから一大事を防げたようなもんやけど。」

Σ(゜д゜；)

『こら！オッサン！何、鼻ふくらまして自分の手柄みたいにゆうとんや！それ気ついたんわしや！』

しょうもないおっさんやで(-皿-;)とギリギリしながら心で叫ぶ。

ここで、それは私ですけど！と口に出せば、ただのイキりになってしまうから黙っているだけ。

でもそれがこんなやつを増長させてしまうのだ。

そう、こんなやつを『手柄泥棒』という。

手柄泥棒……

それは、もはや軽く犯罪だ。