昨年の今頃それを知って、この盆には絶対やってやろうと決めていた事がありました。
盆正月には大阪に嫁いだ妹が三人の子供達をひき連れて帰郷してきます。
この中で私が用があったのは一番下の二歳の男の子。

3歳頃までは自分の生まれる前の事を記憶している子供がいるという事を知り、聞くなら今だと思っていたのでした。

余計な知識がなくて話せる言葉も少ない今が一番ではないかなと。
今なら嘘をついたり、サービス精神から大風呂敷を広げたりという概念すらないだろうし。

ひょっとしたら迷子になった時のために妹が教え込んだ住所を言いだすかもしれんわなと思いながら、「あんたはどっからきたん？」と聞いてみたら、自分のお尻を指差して、「こっちから」と言いました(;^_^A
「………………。」
なんだか微妙なんですけど(・・?)

母親のお尻からと言う事なら常識的な答えであるし、逆子だったから自分自身がお尻から出てきたと言う事なんだろうか？

難産の子供の場合産まれてくる時に狭くて苦しかったとか、他にも母親の妊娠中に行った所に連れて行くと(産まれてから初めて見る場所)、ここでお父さんがこうしてたよね。と言ったりとかちょっとだけ、いや大分そういう劇的な答えを期待していたので……

あまりにも長く現実的な世界で暮らしていると不思議な世界には縁が薄くなっていくものかもしれない。
切ないですね(;_;)