オドリバエより愛を込めて
Posted in その他 on 08/18/2017 07:35 pm by kuni甥っ子が、帰省のおともに持参していた本が面白過ぎて、児童図書にこの叔母もハマったわ。
それは、図鑑とは言いがたいチープなイラスト入りの動物の生態本でした。
昆虫はオスが求愛をする際、捕獲した虫等を送るのですが、この行為を婚姻贈呈と言うそうで。
その貢ぎ物を草木の繊維や糸で大きなラッピングをする「オドリバエ」なるものがおりまして、こいつがヒトで言うところの「結婚詐欺」の生態に類似しています。
どの世界にもワルはおるってね。
高価な貢ぎ物を前に舞い上がったメスが飛び付く。
開けようとするも厳重な外装でなかなか開封できず。
メスが開封に時間をとられている間に交尾される。
いざ開けてみると中身は空っぽ。
気が付くと目的を果たしたオスは見当たらず。
ってどやさ?
いかにも虫けら┐(‘~`;)┌
メスは学習しないのか?
とか、メス同士の情報網はないのかが気になるところだがね。
しかし、嘘をついたり、相手を騙して自身は利益を得るなんて、人間だけが持ち合わせている概念かと思っていたけれど……
自然界はまさに弱肉強食。